御殿場~東京を走って帰ってきて、Metro7で使っている自作のバッグ類が生成りの綿帆布で汚れが目立つので、コーヒー染めをしようと思い立つ。以前、ライトエースにカーテンを作ったときに紅茶染めはやったことがあったので、今度はコーヒーというのと、色調としてコーヒー色の方が好みというのもある。
コーヒーを抽出した後のコーヒー粉(今回知ったことだが、コーヒーグラウンズというそうで)を使うのだが、Geminiさんに相談すると、布の質量に対して半量から等量のコーヒーグラウンズと答えたり、等量から倍量と答えたり、回答が安定しない。
こういう時はぶっつけ本番は危険なので、適当なサンプルでテストしてから本番に臨むことにして、適当なサンプルを見繕う。

コーヒー染めや紅茶染めは草木染めの1種で、染料成分はタンパク質によく付くそうで、化繊は染まらない、絹やウールは動物由来なんで良く染まる、麻や綿は植物由来なんでタンパク質少な目であんまり染まらない、特に綿は下処理をしないと染まらない、ということで、下処理は、なんと。

絶対、くさくなるやん、、。量はGeminiさんのアドバイスどおり牛乳150mlと水150mlでちょうど良い感じ。この段階で浸けムラが生じると後で染めた時にもムラが出るので、浸けてもんで、10分後にまた揉んで、もう10分浸けて、軽く絞ってそのまま干す。
乾いた後、嗅いでみるとあの匂いが、、。小学生の時分の記憶だと、給食の牛乳をこぼしたのを拭いた雑巾ってもっと強烈な匂いだった記憶なんだけど、あれは雑巾にいるであろう雑菌のしわざなのか、50%溶液だからこの程度なのか、、。ともかく、この後、いろいろ試行するわけですが、最後までいってもほんのり匂うので、本番では豆乳にしたいと思います。(匂いが豆の匂いになるだけな気もするが。)
紹介が前後しましたが、この下処理の前に、良く洗って干すという工程が存在します。
(ここまで先々週。)
さて、更に1週間、毎朝のルーティーンで飲んでいるコーヒーの出がらし粉を貯めました。そのままだとカビるので、フリーザーバッグに入れて冷凍。

まずはGeminiさん調べの中間値を採用して、45gの袋に対して、コーヒー出がらし粉49gで臨みます。今回、我が家のコーヒー粉メジャーカップ1杯分をキッチンスケールで計量してみたところコーヒー1杯につきメジャーカップ1杯で7gを使っていました。もっと贅沢に使っている気になっていましたが、1杯7gかぁ、、。
上の写真は残った方の5杯分で、7杯分を鍋へ投入。

鍋はステンレスかホーロー鍋が推奨。鉄鍋やアルミ鍋は化学反応して鍋が染まってしまうので止めた方が良いらしいです。

コーヒーを煮出します。 20~30分とのことですが、間をとって25分煮ました。
煮ている間に濾過の準備をします。

ざるの上にキッチンペーパータオルを敷き、鍋でコーヒー出がらし粉と一緒に解凍されたペーパーフィルターを更に敷きました。

牛乳50%溶液で下処理済みの袋です。1週間経っていますが、匂います。見た目は全く変わり映えしません。これをコーヒー液につける前に水に浸けて戻しておきます。水で全体に濡らしておいた方が良く染み込んでムラにならないんでしょう。

存外、白い液は出てきません。



最初のうちこそジョボジョボいっていたのですが、じきにぴちょん、ぴちょんしかいわなくなりました。いかん、これでは日が暮れる。キッチンペーパータオルにコーヒーフィルターまで重ねたのが良くなかったのか?とフィルターを何枚か抜いてみますが、あんまり変わりません。

コーヒードリッパーにフィルターをセットして、そちらでも濾してみましたが、じきに詰まってしまいました。見ると非常に細かい泥のような粒子がフィルターを詰まらせています。普段、コーヒーを淹れていてもこんなに細かいのは見たことないです。最後は上澄み液を意図的にバケツ内にこぼして、しまいは紙を破かないようにそーっと搾り取りました。このあたりの作業は何か対策を考えた方が良いですね。本番前に試すことは大事。

すっかり冷めてしまいました。突然、バケツが登場しているのは訳があります。コーヒー染めの手順を調べると、この後、コーヒー液に袋を付けて煮込むのですが、既に何年の使用して、路上の泥やら油やら排気ガスやらに晒されたマイ自転車バッグを鍋に突っ込むのには抵抗があり、Geminiさんに相談したところバケツに熱々のコーヒー液と袋を入れ、保温しながら10分おきにかき混ぜること1時間という代替案を提示されました。しかし、すっかり冷めてしまいました。

やむなく、鍋に戻して再加熱します。バケツは綺麗に洗ってから使ったので良しとしよう。沸騰寸前まで再加熱し、バケツに熱々コーヒー液を入れ、軽く絞った袋を漬け込んで、ごみ袋で包みます。


更にこれを布団でくるんで保温し、10分置きにかき混ぜて戻すことを繰り返します。布団の保温効果は偉大で、1時間たってもほんわか温かかったです。さすがに湯気までは立ちませんでしたが。

次の工程です。水1リットルに塩大匙2杯30gの塩水に30分漬け込みます。紅茶染めの際にもやりました。染料が落ちにくくするための工程です。

軽く絞って陰干しします。コーヒー染めは紫外線で褪色するそうです。なんとも物足りない仕上がりです。

比較対象物があると、うっすら茶色くなっているのがわかります。


残ったコーヒー液はペットボトルに入れて保管しています。使わなかった余剰のコーヒー粉5杯分35gは平行して天日干しして保管しています。
さて、土曜の夕方、乾いてみたものの物足りない仕上がり。帰宅した嫁に相談すると、キッチンの洗い桶を火にかけても良いとのことで、洗い桶ならマイ自転車バッグを突っ込んで煮ても良いかなと思い、2巡目に突入です。

ペットボトルのコーヒー液を鍋に戻し、袋を20分煮込みます。 このあたりで気づきましたが、スマホのカメラアプリが被写体を「料理」と認識するのが笑えます。バケツだろうが何だろうが、容器に液体と物体が入っていると料理と認識するみたいです。

心無しか、塩留め液へのコーヒー色の出が薄いような、、。

土曜の夜、2回染め後の袋の仕上がりは、1回目よりも気持ち色が濃くなっただけで大差なしです。染まったかといえば薄く染まってはいますが、ムラもありますし、匂いもありますし、、。綺麗な袋を、薄汚れて臭い袋にしただけともいえる、、。
このままでは終われない、、。何とかせねば。
日曜日に確かな情報を得るために、図書館に行って草木染めの本を何冊か当たります。コーヒー出がらし粉の量は、布重量の2倍が基本であることがわかりました。また、塩留めなんか出てきません。代わりに「鉄媒染」「アルミ媒染」「銅媒染」というのが出てきます。ネットで調べると、ミョウバン液につけるか塩水につけるか2択で提示されるのですが、塩が無くって、代わりに鉄と銅です。(ミョウバンはアルミ媒染)鉄媒染と銅媒染はわざわざ鉄や銅を錆びさせて酸性の液につけて自作も可能とあります。銅媒染液なんか緑青色でこれぞ銅イオンって見た目です。
ここでGeminiさんに再度相談します。「鉄とかアルミとか銅とかって金属イオンが絡んでいそうですが、塩って金属イオンってナトリウムですか?」すると、帰ってきた答えとしては、鉄とかアルミとか銅とかの場合は錯体というものを生じて、これが化学的に作用するようですが、塩の場合は電気的な作用で、色留めの効果としては原理も違うし、塩の効き目は低いとのこと。最初から教えてよ、、と思うが、AIの特性として質問者の期待に添うように答えてしまうので、こちらが手近にある塩でやる方法を聞くと塩で答えてしまう。
と、いうことで、スーパーで焼きミョウバンを入手し、3度目のトライアル。

天日干しで取ってあった35gに土日で飲んだ分のコーヒー2杯分を加え、ペットボトルで取ってあったコーヒー液に49g分を追加投入し、袋についていったり蒸発したりで減った分の水を足し、倍の濃度の液を作り、20分煮込んで1時間自然冷却します。
1リットルに5gのミョウバンを溶かした媒染液を作り、20分漬け込みます。

2回目までとは比べ物にならないくらいしっかりコーヒー色に染まりました。 寄りで見るとムラはありますが、全体的に色味が濃く染まっているので許せます。
ということで、結論としては、染めたい布の倍量の出がらし粉が必要。一番大きい袋が200gあるので、400gの出がらし粉が必要で、毎日1杯として約8週間分が必要。気長に貯めねば、、。
(ここまで先週)
今週、1週間分の49gあるはずの7袋分を天気が悪いので電子レンジで乾燥したら、量ると38gになっていました。フィルターに付着して捨てられてしまった分があるとはいえ、ちょっと減り過ぎ。一体、コーヒー豆の正確な量って何??

















































