wa4’s blog

リカンベントを自作して乗っています

Metro7のハンドルグリップ交換

 今日は曇りがちで比較的涼しかったので、Metro7のハンドルグリップ交換を実施。前にも書いたが、古くなってきて汗や雨などの水分で手に黒い汚れ(たぶんスポンジが分解した微粉末)が付くようになってきていた。 

バタフライハンドル

 片側ずつ作業をする。まずは左側から作業するので、上の写真では右側のブレーキレバーをショックコード&コードストッパーでロックしている。

 

配索の覚え用に撮影

 作業中、ブレーキレバーやシフトレバーを一時的に外すことになる。復元時にケーブル同士がどういう関係だったかわかるように一応撮影しておく。

 

外せた

 古いグリップをどう外そうかなぁ、刃物で切るのが楽だけど、下のハンドルバーに傷がつくリスクもあるしなぁ、パーツクリーナーを潤滑剤に使うかぁ、と思案しながら、グリグリ、ムチムチ弄っていたら、勝手に裂け目が生じて、手で剥けました。

長さを合わせてハサミでカットする

 明らかに入手した製品が長すぎるので、ハサミでカットする。ハサミで切った側の切り口が少々みっともない形になりがち。

 あとは、2つ上の写真の背景に写り込んでいるが、バケツに汲んだ水で濡らし、ポンプ式の石鹸泡が出る奴をプシュプシュやって、石鹸水で潤滑してねじ込んでいく。バーエンドのプラグを外しておいての作業になるので、バーエンドの切り口でスポンジを傷つけないように注意。まぁ、難しいことは何もないが、兎に角石鹸水で手も滑るので、多少、根気の要る作業ではある。(濡れ手に泡泡だったので、以下、写真なし。)

 左右両方、作業して、作業後に余った石鹸水でタイヤ回りを軽く洗車する。

 余りにも石鹸水まみれだったので、多少流した方が良いかと思い、バケツに水を汲んできて、かけながら新品スポンジグリップを押し洗いというか押しすすぎをして、まぁ、こんなもんだろうという程度まですすいで作業完了。

 乾くと滑らなくなるが、経験上それでも暫くは雨などで盛大に濡れると石鹸成分によってぐにゅぐにゅ滑る。そのうちに滑らなくなっていく。

 今回、切った余りのスポンジがまあまぁの長さで残ったのと、バーエンドのプラグが壊れずに再利用できたので、スポンジグリップにおまけで付いてきたプラグも余った。そのうち気が向いたら、Mark3のグリップもこれに交換してもよいな。

 

小さな焚火は難しい

 先日、金曜ロードショーで「借りぐらしのアリエッティ」をやっていて、2回目か3回目なのだけど観た。

 ジブリの作品はところどころ科学的に突っ込みどころがあって、「天空の城ラピュタ」で空賊一家が襲撃用に使っている小さい乗り物(ハエみたいな飛び方する奴)なんか、絶対無理だろうと思う。(仮に可能だったとしても、国家や大企業ならいざ知らず、空賊がアレを開発できるかという、、。)

 アリエッティは小人さんのお話なので、ファンタジーにSF的な突っ込みを入れるのもどうかと思うが、観ていて違和感を感じたのは火の扱い。アリエッティのお父さんが(小人の体を基準にして)七輪をひと回り大きくしたくらいの器具で火をおこして色々なことに使っているシーンが何回かある。あれ、実は非常に難しい。

 一時期、缶詰とかの空き缶に穴を開けたりして、松ぼっくりや小枝を燃やすストーブ(アウトドア用品の世界では調理用のコンロをストーブと呼ぶ)を作って遊んでいたのでわかるのだが、サイズを小さくしていくと燃焼を実用的なレベル(といっても小鍋に湯を沸かす程度なのだが)で維持するのが途端に難しくなる。よくある桃のシロップ漬けの缶詰のサイズとか、無理ではないけど、実用的ではない。

 燃焼室の体積内で燃焼が起き、熱が発生するので、概ね単位時間内に発生する熱量は燃焼室の体積に比例。一方で、熱が燃焼室の外へ逃げていく時に、燃焼室と外部との境目、すなわち燃焼室の表面積から放射されるので、表面積に比例する。いや、実際には、吸排気の影響も大だろうけど、吸排気にしたって、燃焼室の吸気側、排気側の面積に比例だ。要は代表寸法をL(長さ)とすると、燃焼室の体積=発生する熱量はLの3乗に比例し、逃げていく熱量はLの2乗に比例する。燃焼状態を維持するには、発生する熱量と逃げていく熱量を釣り合わせないといけないから、Lを小さくすると、小さい燃焼室の体積で活発に燃焼させないと、燃焼状態の継続に必要な高温状態を保てない。

 揮発性のガスや液体があればよいけど、普通に乾燥した木などが燃料だと、燃料の昇温にも熱を使ってしまうので、せっせと薪をくべれば良いかというとそんな簡単な話ではない。(それにアリエッティのお父さんがそうしている様子はない。)

 燃え方を見ていると、熾きた炭火のようでもあった。炭火であれば、割と小さな欠片になっても暫くは安定的に燃えるのは経験的に知っていることだが、小さな欠片の炭に着火するのは、それはそれで難しそうだ。アリエッティ一家の家の中であれば、その昔の日本の囲炉裏などでそうしていたであろうように、灰の中に種火を埋めておいて、掘り返して炭を足して使う(炭は借りてきて、貯めておく)ということは可能そうだが、引越しの最中に屋外で小休憩する際にも火を使っていた。あのシーンだけは流石に無理がありそうだ。あの火は一体どうやって熾したんだろうか。

 マッチとか借りてきても大きすぎて使えないだろうし、着火手段も謎ではある。豆電球を器用に扱っているから、私は試したことはないが乾電池とスチールウールで着火できるらしいので、着火はそれかもしれん。でも、そこから炭火を熾すまでがなぁ、、。

コーヒー染め(本番)

 やっとコーヒー豆(出しガラ)が400g超たまったので、いよいよ本番。

 残りの人生で再びコーヒー染めをやる日が来るかわからないが、1回工程をまとめておく。

 1)対象となる布製品を洗濯してきれいにしておく。

 2)豆乳(成分無調整 大豆固形分8%以上)1に対して水2の割合で下処理の溶液をつくる。(これはレシピによっては水1だったり水3だったりする。)今回は豆乳800ml+水1600mlで合計2.4リットルを用意。目安としては布製品Xgとすると、10Xml(つまり今回のケースだと布200gなので2リットル)位で良い。

 3)下処理の溶液に浸す。あらかじめ布製品を水で全体に湿らせてから浸けろ(ムラ防止の為)というのがあった気がするが、今回は忘れていた。浸す時間は15分で、手で揉む。(ムラ防止の為)ずっと揉んでいる必要はなかった気がするが、今回はずっと揉んでいた。

豆乳の水割り漬け(乾くとほんのり青臭い匂いがする)

 4)すすがずに軽く絞って干す。(これは全く絞らずに干せというレシピもある。)もっと豆臭くなるのかと思っていたら、どちらかというと青臭い匂いだった。最後はコーヒー臭くなるので、牛乳でも豆乳でもどちらでもよいかも。

 5)コーヒーを用意する。布製品Xgに対して、コーヒー豆の出がらしが2Xg(今回だと400g)、水が20Xmlが目安。鍋の中で泳がせることができる程度の量が必要。鍋はホーロー鍋かステンレス鍋。アルミ鍋はコーヒーと反応して色が付くらしいので厳禁。今回はステンレスの洗い桶が使えたので4リットルのコーヒーを煮出すことができた。

 30分間煮だす。最初は強火で沸騰しない程度まで温度を上げ、後は弱火で30分。底の方にコーヒー豆が沈殿していて、突沸しそうな気配を感じたので、ずっと杓子でかき混ぜていた。

コーヒーづくり開始(ガスコンロの五徳にのっかってます)

 先回の試行の後の残ったコーヒー液を500mlのペットボトルに入れて凍らせてあったもの+水4リットル+今週のコーヒーの出しガラ(紙フィルターごと凍らせてあったもの)+ついさっき飲んだ今日のコーヒーの出しガラ。

溜めに溜めたコーヒーの出しガラ

 1週間の間、紙フィルターごと絞って水気を取り、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で凍らせる。1週間で8杯分くらいは溜まるので、1杯分7gで56g。保管用に乾燥させる過程で少し紙フィルターについて行ってしまったりして目減りするので約50gとして8週間分を溜めた勘定。天気の良い日は天日干しで、週末の天気が悪い時には電子レンジで30~40秒ずつ様子を見ながら乾燥させ、最後は部屋干しで。コーヒー豆が含む水分量があるので、何が正解なのかわからないが、元のコーヒー豆の含水率を正として、乾燥後におよそ元の質量の90~100%になれば乾いたとみなし、左側のサブレ缶に1週間分を保存。翌週にカビが生えていなければ、右側の中国茶の缶に移すという運用で溜めた。(カビで全滅という事態を避けるため。) 

出しガラ投入(浮いてる)

30分間、煮出す。最初は泡が立っておいしそう?

30分も経つと泡も消える

 6)コーヒー液を濾過する。これは杓子で上澄みをすくっていくとフィルターが詰まるのが最終盤になるので上手くいく。(試行の際にははまったところ。)

 

濾過の準備。ざるに今週の紙フィルターを敷き詰める。

濾過

せっせとすくう

干潟が出現。あと少し。

ずっしりと重い出しガラ

 この後、出しガラをごみ箱へ始末して、洗い桶を洗った後、バケツのコーヒーを戻す。

沈殿したコーヒー泥

 先回の試行時には、この泥によって紙フィルターが目詰まりして困ったものだが、今回はいい感じに潜り抜けていたから目詰まりしなかったのか?(謎。結果オーライだが。)

 7)コーヒー液に布製品を入れて20分間、弱火で煮込む。ムラ防止の為に、投入前に全体を濡らしておくとあったような気がするが、最初のハンドルバッグ(これが200gある)の時には忘れていて、乾いたまま投入してしまった。ムラ防止の為に、全体がつかり、しわになった部分が変わるように時々、裏返したりしながら20分煮込む。

ハンドルバッグ煮込み中

 スマホのカメラをかざすと「料理」判定される。バケツで風呂場でも料理判定する位だから、台所で洗い桶でも料理判定するわなぁ。

 7)色留め液をつくる。水1リットルに対して焼きミョウバン5gの割合で、10Xml(今回だと2リットル)を用意する。水だとなかなか溶けないので、お湯で溶くと良い。20分煮込みながら、平行して準備する。(塩留めは原理的に色留め効果が弱い。面倒がらずに焼きミョウバンを用意すること。)

焼きミョウバン溶液準備中

色留め作業に移るあたりで台所を追い出され、風呂場へ移動

8)色留め液に20分浸ける。時々、揉む。(揉み続ける必要はない。)

色留め中

 9)絞って、水で2回濯いで干す。

干し中。

アップ。ファスナーは樹脂なので染まらない。ベルクロも化繊なので染まらない。(茶色に見えるベルクロは元から茶色い)

 結構、むらむらな感じになったが、これはこれでワイルドな感じで良い味かも。乾いた後どうなるかだが。

 10)コーヒー液は布についていった分だけ減るが繰り返し使えるので、大きなものから小さなものへ1日のうちにまとめて作業すると効率的。色留め液も3回くらいは使える。(化学反応で成分が減って薄くなってしまうので、4回を超えて繰り返しは使えない。)

第2ラウンド(輪行バッグを入れるバッグ)

 この後、夕食を挟んで第2ラウンド、第3ラウンドの染め作業を実施。今後は風呂に入りたいからと風呂場を追い出されて台所に戻り、染めたかった輪行3点セットの染め作業が完了。
 

Mark3とMetro7の老朽化更新(その2)

  古いハブをそのまま使うことを決めたのだが、外したホイールを回してみるとコリコリを通り越してゴリゴリしている。古いグリースを洗い去ってグリースなしで仮組みしてほとんど締め付けずに回してもゴリゴリした手応えがある。虫眼鏡で球押しを観察してみると盛大に傷ついている。球押しだけ買えないかと探してみたが、ハブ軸一式で売られて、球押しだけでは売っていない。こんなんだったら、スポーク、チェーンと一緒に買えば良かったかな(送料の節約)、何かついでに買うもんなかったかなぁ、、と考えて、Metro7のハンドルグリップがボソボソになってきていて汗で塗れると手に黒い汚れ(おそらくグリップが分解して微粉末になっているんだと思う)が移るようになってきているので、これをついで買いすることにする。(とはいえ送料無料ラインまでは達せず。)

 遅れて火曜日に発注したので、週末までに届くかちょっと心配だったのですが、前ハブ軸は無事に届きました。ハンドルグリップは急がないので遅れても構わなかったので、結果オーライ。ハンドルグリップは曲げ癖がついてはいけないと思って大きな段ボール箱に入れたのか、盛大に空気を運んできて笑えた。極端に細長い形状だから、そういう形状の物を扱っている業者さんならともかく、なんでも扱う業者さんのところには長さが大きくなると幅も高さも大きくなるという選択肢しかなかったとみえる。

前ハブ軸一式(上がハブから外したもの、下が新品)

 届いた前ハブ軸一式を観察していて、あれ?っとなったのがワッシャーの位置。球押しと球押し調整ナットとの間に入ってる。

これってここに組むもんだっけ?(自分は内側から、球押し→調整ナット→フォーク→爪付きナット→フェンダーステー→ワッシャー→ナットの順で組んでいる)と思って、暫し考える。ハブ本体があって、鋼球があって球押しがあって、調整ナットの厚さがあって、それらでOLDが93mmに決まるので(球押し調整の結果で若干量はズレるはず)この位置にワッシャーを入れるとワッシャーの厚み分だけOLDが大きくなってしまうはず。なぜにこんななぞかけをする状態で出荷しているのか理解できないが。

前ハブ(Mark3に組むと後輪だけど)グリスアップ

 自分を信じてグリスアップして軸を組み、球押し調整を実施。

新しいニップルとスポークに556を塗る

 やっと本題。スポークの交換作業。新しいニップルとスポークに油を塗る。ネジ面に油を塗らないと締める際に無駄にトルクが必要になって大変。組み上がった後は逆に不要な油分(ニップルが緩む懸念)となるので揮発性の高い油が良い。ということで、あまり整備作業では評判の良くない556の出番。(評判が良くないのはスプレーでそこらじゅうに油が飛び散る(油分が付いて欲しくない箇所まで油が飛ぶ)のと、油としてはすぐいなくなってしまう緩い油なので防錆や潤滑といった役目を果たすには不十分だから。)一度に36本全部塗ると36本目には油がいるか怪しい気がしたので、作業しながら数本ずつ小分けに塗っていく。

古いスポークに赤ペンでマーキングしておく

 錆びかけた亜鉛メッキの古いスポークと、新品のステンレスのスポークなので、見ればわかるといえば見ればわかるのだが、いちいち見て見分けるのも面倒なので、前もって赤ペンで古いスポークにマーキングしておく。念のため、真ん中らへんとハ

ブに近い側の2ヶ所にマーキングする。

 あとは、1本ずつ古いスポークを外して、外して空いたところに新しいスポークとニップルを組んでという作業を36本分繰り返していく。なかなかに地味で骨が折れる作業だったが、素人にとっては完全にバラバラな状態から組み上げるのに比べれば、大きくバランスが崩れることも、極端に締め込み過ぎることもなく、置き換えられるので、こちらの方が作業としては手堅い。(ハブやリムそのものを交換することはできないけど。)

スポーク交換完了

 ブログに貼る絵としては何の面白味もないが、スポークの張替え完了。続いて振れ取り作業に入る。

自作の振れ取り台

 自作の振れ取り台を引っ張り出してきて、暫く考えて組み上げる。大して高価な工具でもないし、アルミフレームで自作してもそれなりの費用になるので、精度を考えると(アルミフレームの精度はそんなに高くないし、組み上げる際に如何ようにも歪む)置き場所があるなら、ちゃんとした振れ取り台を買った方が良いと思うが、何せ年に1回も使わないような物に場所を取られるのが嫌なので、分解して仕舞っておけるようにこうした。(ネットで他の人がやっているのを参考にさせてもらった。)

振れ取り完了

 張替え前から大きく崩れないというのが大変ありがたい。さほど苦労することもなく、振れ取り完了。

 サクッとタイヤを付けてMark3に組み付け、ブレーキの調整まで済ます。今回のスポークの交換作業は、タイヤの空気を抜くとブレーキをガバッと解放できなくとも車輪の交換ができるという知識を実践する機会となった。

 続いて、Metro7のチェーンも交換。新しいチェーンは気持ちよい。手持ちのチェーンカッターにはHGって刻印があったので、ちょうどUGからHGに変わった頃にチェーンカッターを購入したものと思われる。ピンを圧入したり折ったりする感触が好き。世の中的には古風なやり方となっていると思われるが。(ここまで先週)

チェーン交換完了

 

Mark3とMetro7の老朽化更新

 御殿場~東京間を走る前から少し怪しかったのだが、梅雨の間、乗りもせず、手入れもせず、駐輪場に放置していたら、然るべくしてこうなった。

錆びたチェーン

 街でこうなったチェーンで走っているママチャリを見る度に、「あんな状態で良く走れるものだ」と思っていたのだが、この状態でも渋いなりに曲がることは曲がるし、ペダルを回せば後輪は回る。無関心な人がそのまま乗ってしまうことに少し納得。

 取り外して刻印を見るとCH-UG50とあり、このチェーンは購入時から一度も交換していなかった記憶だが、UGというのはシマノの古いチェーンで、記憶が正しかったことを確認。駒の数を数えて54セット108リンク。CH-HG40を発注することにする。

 一方、Mark3の後輪のスポークが錆びてきていることに数ヶ月前から気づいていて放置していた。

錆びたスポークと錆びたフォーク

 スポークの方は元になった娘の自転車(小学5年まで乗っていた児童車)のままだから、年数(その娘ももう大学生になったから、8年目に突入している)を考えればそんなもんかと思うが、フォークの方はちょっと錆びるの早くないか?と思ってしまう。ママチャリの補修交換用のフォークの塗装のもちなんてこんなものなのだろうか。

 錆の酷いのを3本外して寸法を計測。Φ2.0だから#14という番手らしい。254mm。ハブを一緒に新調しようかと考えたが、調べてみるとママチャリ用のナット締めの前ハブは同じもの(Nakanoと刻印がある。中野鉄工所の名で流通しているがMODASという海外メーカー製らしい)しか流通していないことがわかったので、AZ錆取り液塗布+ラップでくるんで一晩放置後、クリアのタッチアップペイントで済ますことにする。バラからくみ上げるのは以前1回やったことがあるが、素人にはまぁまぁ大変だったので、今回はスポークを1本ずつ交換していくやり方を試してみたいというのもある。

 ホシスポークのスターブライトという奴をチェーンと合わせて発注。

(ここまで先々週)

コーヒー染め(試行)

 御殿場~東京を走って帰ってきて、Metro7で使っている自作のバッグ類が生成りの綿帆布で汚れが目立つので、コーヒー染めをしようと思い立つ。以前、ライトエースにカーテンを作ったときに紅茶染めはやったことがあったので、今度はコーヒーというのと、色調としてコーヒー色の方が好みというのもある。


 コーヒーを抽出した後のコーヒー粉(今回知ったことだが、コーヒーグラウンズというそうで)を使うのだが、Geminiさんに相談すると、布の質量に対して半量から等量のコーヒーグラウンズと答えたり、等量から倍量と答えたり、回答が安定しない。

 こういう時はぶっつけ本番は危険なので、適当なサンプルでテストしてから本番に臨むことにして、適当なサンプルを見繕う。

お買い物袋45g(たぶん)綿100%

 コーヒー染めや紅茶染めは草木染めの1種で、染料成分はタンパク質によく付くそうで、化繊は染まらない、絹やウールは動物由来なんで良く染まる、麻や綿は植物由来なんでタンパク質少な目であんまり染まらない、特に綿は下処理をしないと染まらない、ということで、下処理は、なんと。

牛乳50%溶液に浸け込む

 絶対、くさくなるやん、、。量はGeminiさんのアドバイスどおり牛乳150mlと水150mlでちょうど良い感じ。この段階で浸けムラが生じると後で染めた時にもムラが出るので、浸けてもんで、10分後にまた揉んで、もう10分浸けて、軽く絞ってそのまま干す。

 乾いた後、嗅いでみるとあの匂いが、、。小学生の時分の記憶だと、給食の牛乳をこぼしたのを拭いた雑巾ってもっと強烈な匂いだった記憶なんだけど、あれは雑巾にいるであろう雑菌のしわざなのか、50%溶液だからこの程度なのか、、。ともかく、この後、いろいろ試行するわけですが、最後までいってもほんのり匂うので、本番では豆乳にしたいと思います。(匂いが豆の匂いになるだけな気もするが。)

 紹介が前後しましたが、この下処理の前に、良く洗って干すという工程が存在します。

 (ここまで先々週。)

 

 さて、更に1週間、毎朝のルーティーンで飲んでいるコーヒーの出がらし粉を貯めました。そのままだとカビるので、フリーザーバッグに入れて冷凍。

フリーザーバッグ 解凍中

 まずはGeminiさん調べの中間値を採用して、45gの袋に対して、コーヒー出がらし粉49gで臨みます。今回、我が家のコーヒー粉メジャーカップ1杯分をキッチンスケールで計量してみたところコーヒー1杯につきメジャーカップ1杯で7gを使っていました。もっと贅沢に使っている気になっていましたが、1杯7gかぁ、、。

 上の写真は残った方の5杯分で、7杯分を鍋へ投入。

水1.5リットルに出がらし粉49g

 鍋はステンレスかホーロー鍋が推奨。鉄鍋やアルミ鍋は化学反応して鍋が染まってしまうので止めた方が良いらしいです。

煮込みコーヒー

 コーヒーを煮出します。 20~30分とのことですが、間をとって25分煮ました。

 煮ている間に濾過の準備をします。

ざるフィルター

 ざるの上にキッチンペーパータオルを敷き、鍋でコーヒー出がらし粉と一緒に解凍されたペーパーフィルターを更に敷きました。

下処理済み

 牛乳50%溶液で下処理済みの袋です。1週間経っていますが、匂います。見た目は全く変わり映えしません。これをコーヒー液につける前に水に浸けて戻しておきます。水で全体に濡らしておいた方が良く染み込んでムラにならないんでしょう。

 

浸水中

 存外、白い液は出てきません。 

バケツにセット

濾過開始

濾過中

 最初のうちこそジョボジョボいっていたのですが、じきにぴちょん、ぴちょんしかいわなくなりました。いかん、これでは日が暮れる。キッチンペーパータオルにコーヒーフィルターまで重ねたのが良くなかったのか?とフィルターを何枚か抜いてみますが、あんまり変わりません。

フィルターに泥

 コーヒードリッパーにフィルターをセットして、そちらでも濾してみましたが、じきに詰まってしまいました。見ると非常に細かい泥のような粒子がフィルターを詰まらせています。普段、コーヒーを淹れていてもこんなに細かいのは見たことないです。最後は上澄み液を意図的にバケツ内にこぼして、しまいは紙を破かないようにそーっと搾り取りました。このあたりの作業は何か対策を考えた方が良いですね。本番前に試すことは大事。

コーヒー液

 すっかり冷めてしまいました。突然、バケツが登場しているのは訳があります。コーヒー染めの手順を調べると、この後、コーヒー液に袋を付けて煮込むのですが、既に何年の使用して、路上の泥やら油やら排気ガスやらに晒されたマイ自転車バッグを鍋に突っ込むのには抵抗があり、Geminiさんに相談したところバケツに熱々のコーヒー液と袋を入れ、保温しながら10分おきにかき混ぜること1時間という代替案を提示されました。しかし、すっかり冷めてしまいました。

鍋に戻して再加熱

 やむなく、鍋に戻して再加熱します。バケツは綺麗に洗ってから使ったので良しとしよう。沸騰寸前まで再加熱し、バケツに熱々コーヒー液を入れ、軽く絞った袋を漬け込んで、ごみ袋で包みます。 

袋を漬け込んでごみ袋で包む

布団でくるむ

 更にこれを布団でくるんで保温し、10分置きにかき混ぜて戻すことを繰り返します。布団の保温効果は偉大で、1時間たってもほんわか温かかったです。さすがに湯気までは立ちませんでしたが。

塩留め

 次の工程です。水1リットルに塩大匙2杯30gの塩水に30分漬け込みます。紅茶染めの際にもやりました。染料が落ちにくくするための工程です。

干し中

 軽く絞って陰干しします。コーヒー染めは紫外線で褪色するそうです。なんとも物足りない仕上がりです。

生成りと比較

 比較対象物があると、うっすら茶色くなっているのがわかります。

コーヒー液は保管

天日干し

 残ったコーヒー液はペットボトルに入れて保管しています。使わなかった余剰のコーヒー粉5杯分35gは平行して天日干しして保管しています。

 さて、土曜の夕方、乾いてみたものの物足りない仕上がり。帰宅した嫁に相談すると、キッチンの洗い桶を火にかけても良いとのことで、洗い桶ならマイ自転車バッグを突っ込んで煮ても良いかなと思い、2巡目に突入です。

結局、鍋で煮る

 ペットボトルのコーヒー液を鍋に戻し、袋を20分煮込みます。 このあたりで気づきましたが、スマホのカメラアプリが被写体を「料理」と認識するのが笑えます。バケツだろうが何だろうが、容器に液体と物体が入っていると料理と認識するみたいです。

塩留め2回目

 心無しか、塩留め液へのコーヒー色の出が薄いような、、。

2回染め後

 土曜の夜、2回染め後の袋の仕上がりは、1回目よりも気持ち色が濃くなっただけで大差なしです。染まったかといえば薄く染まってはいますが、ムラもありますし、匂いもありますし、、。綺麗な袋を、薄汚れて臭い袋にしただけともいえる、、。

 このままでは終われない、、。何とかせねば。

 日曜日に確かな情報を得るために、図書館に行って草木染めの本を何冊か当たります。コーヒー出がらし粉の量は、布重量の2倍が基本であることがわかりました。また、塩留めなんか出てきません。代わりに「鉄媒染」「アルミ媒染」「銅媒染」というのが出てきます。ネットで調べると、ミョウバン液につけるか塩水につけるか2択で提示されるのですが、塩が無くって、代わりに鉄と銅です。(ミョウバンはアルミ媒染)鉄媒染と銅媒染はわざわざ鉄や銅を錆びさせて酸性の液につけて自作も可能とあります。銅媒染液なんか緑青色でこれぞ銅イオンって見た目です。

 ここでGeminiさんに再度相談します。「鉄とかアルミとか銅とかって金属イオンが絡んでいそうですが、塩って金属イオンってナトリウムですか?」すると、帰ってきた答えとしては、鉄とかアルミとか銅とかの場合は錯体というものを生じて、これが化学的に作用するようですが、塩の場合は電気的な作用で、色留めの効果としては原理も違うし、塩の効き目は低いとのこと。最初から教えてよ、、と思うが、AIの特性として質問者の期待に添うように答えてしまうので、こちらが手近にある塩でやる方法を聞くと塩で答えてしまう。

 と、いうことで、スーパーで焼きミョウバンを入手し、3度目のトライアル。

倍の濃度で煮込む

 天日干しで取ってあった35gに土日で飲んだ分のコーヒー2杯分を加え、ペットボトルで取ってあったコーヒー液に49g分を追加投入し、袋についていったり蒸発したりで減った分の水を足し、倍の濃度の液を作り、20分煮込んで1時間自然冷却します。

 1リットルに5gのミョウバンを溶かした媒染液を作り、20分漬け込みます。

3回目干し中

 2回目までとは比べ物にならないくらいしっかりコーヒー色に染まりました。 寄りで見るとムラはありますが、全体的に色味が濃く染まっているので許せます。
 ということで、結論としては、染めたい布の倍量の出がらし粉が必要。一番大きい袋が200gあるので、400gの出がらし粉が必要で、毎日1杯として約8週間分が必要。気長に貯めねば、、。

 (ここまで先週)

 

 今週、1週間分の49gあるはずの7袋分を天気が悪いので電子レンジで乾燥したら、量ると38gになっていました。フィルターに付着して捨てられてしまった分があるとはいえ、ちょっと減り過ぎ。一体、コーヒー豆の正確な量って何??
 




 

 
 


 

 

 

御殿場から東京まで

 近年は温暖化の影響で夏がクソ暑くなり、自転車でほっつき歩くには向かなくなっているので、梅雨入り前の今の時期がベストシーズンと思い、御殿場~東京間を走ってきました。

 本厚木に宿を取り、1日60㎞走るだけだからせいぜい4時間もあれば十分なはず。昼から走り出せば良いからと、在来線で4時間半かけて御殿場へ。電車乗っとる時間の方が長いんじゃなかろうか。まぁ、御殿場という場所が西からやってくる者には実に中途半端で、新幹線を使っても三島で降りて沼津経由になるので、新幹線を使っても案外時間がかかってコスパが悪いのもある。途中、静岡県内の電車内が混んでいて、ほとんどの時間を立って過ごしたのが少々辛かったが、遊ぶ為なんだから甘受しよう。

御殿場駅前

御殿場駅前その2

 昼飯を食べに行くので、自転車を組んでも荷物の一部はリュックに残したまま。それにしても、何かと富士山愛が溢れているなぁ、、。

御殿場駅前 火山弾

 標高456mもあるんだ。そりゃあ、先回、沼津から登ってくるの疲れたわけだ。噴火するとこんなの飛んでくるのか、怖っ。

昼飯後、荷物をフル装備状態にする。

 昼飯はGoogle mapで事前に目星をつけておいた居酒屋さんのランチを頂く。1000円でおつりがくる値段で、おいしい生姜焼き定食で腹いっぱいになり、大満足。幸先が良い。

 モンベルのポケッタブルリュックサックを輪行中に荷物を背負うのに使い、自転車を漕ぐ際には畳んでサドルバッグに収めている。

 御殿場駅前から漕ぎ出すと、道はほとんど平坦~やや下りとなって、天気も気温も快適で実に気持ちが良い。

富士山

 御殿場線の車中、富士岡駅付近で富士山がとても綺麗に見えていて、御殿場についた後も綺麗に見えていたんだけど、いざ写真を撮るかとなると電線やらなんやらでなかなか良い条件が整わず、車内から撮っておけばよかったかなぁ、と思っていたら、ちゃんと適当に視野が開けた場所があった。

 漕いでいると路傍に面白いものを発見。

富士山愛あふれる一品

 小山町から山北町へ向けて、国道246号と並走する県道を走り、県道がない部分は246号を走ったりしながら、下っていく。途中で県道に分かれて、ふと脇の川の流れを見ると、自分が遡上していることに気づく。道を間違えた。割とすぐに気づいたので数百メートルのロスで済んだ。

迷子記念の1枚

 松田町~秦野市~伊勢原市と進んで厚木市に到着。

厚木市営駐輪場

 市営駐輪場に自転車を預ける。市営とあって一晩預けても100円と良心的なお値段。2段のラックなんだけど上段のラックがあまり見かけないタイプ。よく見るのは手前に引き出して斜めになった所に自転車を載せるタイプなのだが、これはそのままの位置で垂直に上下するらしい。説明書きを読むと20~27インチに対応かつ15~20kgの自転車に限定されている。さして軽い自転車でもないし、リアラックもつけているから、ひょっとしたら15㎏を超えているかもしれないが、自信がなかったので下段にしておく。翌朝、見渡してみたら明らかに15㎏より軽そうな自転車も上段にあったので、使ってみても良かったかもしれない。軽すぎる自転車もダメということは、バネ仕掛けか何かで自転車の重量を相殺する仕組みになっているものと想像。

 土曜日に床屋と眼医者に行きたかったのと、日曜日の方が宿代が安くなるからと、月曜に休みを取って行った。なのでこの日は日曜日。まずはホテルで風呂に入って、ビールを飲みに行く。日曜日の夜の早い時間の酒場なんて空いているのが相場で、客は私一人。店長とおしゃべりしながらBrewDog PUNK IPAとヒューガルデン・ホワイトを頂く。「名前は聞くけど、どこのビール?」と聞いたら、前者はスコットランド、後者はベルギーだけど、日本ではアサヒが入っていて現地で作っているものではないとのこと。飲む方としては、おいしければどこで作ってくれても構わないけどね。

 シロコロというのが厚木名物らしいけど、ホルモン好きでもないのでパスして、家系ラーメンを食べたことがなかったので、晩飯はラーメン。

 翌朝は、ホテルの近くにやよい軒があったので、朝からやよい軒で肉野菜炒め定食をがっつり食う。やよい軒は朝から営業しているのもありがたいし、1000円で家庭的、健康的なうまい定食を腹いっぱい食えるのもありがたい。好きだ。

 朝にコーヒーを飲みたい人なので、チェーンのコーヒーショップでコーヒーを飲み、ゆっくりして、8時45分頃に厚木を出発。

 橋を渡って海老名市へ。その後、片側1車線の県道を走行中、地図を確認するために車道から歩道にあがろうとして、浅い角度で段差に進入してしまい、前輪が歩道への2~3センチの段差を上れずに、前輪を取られて転倒。我ながら上手くこけたもので、「あ、こりゃコケた」と早々に諦めて自転車から離れて、左足を地面に付き、勢いがついているので、「あ、これは右足がつけん」と諦めて、背中から落ちようと肚を括り、背中で地面を感じながら「Tシャツ半ズボンだから、転がった方が擦りむけないよなぁ」とコロコロ。派手にこけた割には、少し擦りむいたくらいで血も出ていない。自転車のダメージは?と確認するとチェーンリングからチェーンが落ちそうになっていて、なんとか戻らんかなぁ、とペダルを手で回すも、落ちる。指を汚してチェーンをかけ直し、どこも異状なさそうなので、そのまま走行を再開。

 そこから先、座間、町田、多摩、稲城、調布、東京区部へと進んでいくだけど、これが地味に遠い。町田で迷子になって2㎞無駄に走って2㎞戻るみたいなことがあり、多摩川を渡るころには「やっとか」という感じだった。

 東京は都下も23区内も自転車走行帯は整備されているんだけど、駐停車車両が多くて困る。タクシーやバスは仕方ないにしても、それ以外は何とかならんのかと思う。(コンビニやラーメン屋の前で客が駐車しているのって、明らかにその人の都合で我儘だもんねぇ。宅配業者のトラックが許せるか否かの境目?)

 甲州街道の車道の路面が環八の手前あたりだったと思うが、ザラッザラで車道よりも歩道を走った方が走行抵抗が小さいという稀な状況になっている箇所があった。

 井の頭通りへ入って暫くして、オレンジ色のBike Fridayに抜かれる。路上で初めてBike Fridayに遭遇した。

 リア側でチェーン落ちが発生。低速走行中にペダルを少し逆回ししたのと路面の段差でチェーンが上下に振れたのが原因じゃないかと推測。

 東京ジャーミィという日本では珍しい立派なモスクの脇を走る。

 代々木八幡の駅前のドトールでアイスコーヒーとミラノサンドの昼食。チェーン落ちで汚れた手で食い物や食器を汚さないように気を使いながら受け取り、手洗いで手を洗う。先に手を洗いたいところだが、店の都合(トイレだけ借りるような使い方はダメだよねぇ)もあるので致し方ない。

 原宿、表参道、六本木、東京タワーらへんを通って日本橋へ。

 そろそろ夕方?という時間に日本橋に到着。

日本橋に到着

 大学が東京だったので、ここに来るのは初めてではない。初めてではないが、「道路元標ってどこだっけ?」ときょろきょろ。

「東京市道路元標」の方が目立つ

 東京市道路元標という表示が目立つ所へ行くと、

日本国道路元標複製

複製?

 複製ってことは本物は何処??

 帰りの新幹線の中で確認したら、橋の真ん中(道の真ん中)にあるそうで、Google mapに「ちょうど渋滞でこの位置で停車したから撮れた」と写真を上げてくれている方が居ました。本物にお目にかかるのは容易ではない。

里程標その1

里程標その2

 これで東京~大阪間を自転車で走破したことになるが、こうして里程標を見ると、たった550㎞かぁ、日本は広いなぁ。

日本橋ドラゴン

 橋についている魔除けのガーゴイル的な銅像。ドラゴンなんだろうけど、首から上が辰って感じ。髭生えてるし。