昨晩の針仕事について。
このブログ初のリアルタイム記事だ。
昨日はリカンベントじゃない方の自転車(BikeFriday)で、片道1時間強のお出かけをして、ラーメン食べに行ってた。その際にハンドルバッグにほつれを発見したので、繕い仕事をした次第。
ハンドルバッグといっても、100均で買ってきた化粧ポーチ(?)を加工したもの。だって、製品として売っているハンドルバッグって何か高いんだもの。
ナイロンベルトにベルクロを縫い付けた物を本体に縫い付けてある。ステムとハンドルバーに3箇所で固定する。
ほつれを直そうと裏返すと黒い粉がパラパラと、、。内側のコーティングのやられた部分が剥がれてきた。寿命かなぁ、と良く見てみたけれど、全面的に剥がれてきている感じではまだなかった(折癖のついたところとか、縫ったところとか、布の端っことかから出ている感じ)ので、ほつれを直して、もうしばらく使うことに。(だってナイロンベルト縫うのって結構手間暇かかるのよ。)
布端にほつれ止め加工がされていない(コーティングされた生地だからほつれにくいという判断か。まぁ、100均なんで安く作る必要もあるのだろう。)ため、布自体が縫い目の位置までほつれてしまった感じ。元の縫い目の内側を手縫いで縫い詰める。チクチクチク、、。
DIYって全部自分で作ろうとすると大変だけど、こういう既製品を流用して自分の使い勝手が良いように作り変えるのって、それはそれで楽しい。これをこうするとあれに使える、という工夫をする楽しさ。
一方で自分で作ってみると、作る大変さもよくわかる。このポーチなんかもよく100円(300円とか500円だったかもだけど、買ったのは100均)で売れるよなぁ、と感心する。
ハンドルバッグのほつれ直しは、実はついで仕事で、こちらが本題。Mark3のバッグのナイロンベルトの位置を変えたい。
元の荷台は、Φ6の鉄棒が2本突き出している状態。バッグ裏にナイロンベルトを縫い付けてループ状の部分を作り、鉄棒をループにくぐらせ、上からショックコードで抑えて固定して使っている。
でも、少し前にお手製のサドルバッグ(これはBikeFridayと共用で、こちらもお手製)を付けられるように荷台を追加した。その副作用で鉄棒の突き出し部分が短くなり、ループの位置がバッグの中央だとバッグ全体が後ろにずれ、ショックコードをかけるほど鉄棒が突き出さなくなる。ショックコードの取り回しで固定できなくはないが、使い勝手が非常に悪くなっていた。
なので今回はループの位置を後方に移動させたい。
私の手縫いのスキルは上の写真の通り、、。
いいんです。これでもちゃんと機能するし、どうせ目に付くところじゃないし。作った人=使う人なんだから。
使い勝手が悪ければ、今回のように再改造することに躊躇しないのも100均改造DIY品の良いところ。
リッパーで糸を切ってナイロンベルトを外して、チクチクチク、、。
手縫いのスキルは落ちてもいないけど、向上もしていないですね。そりゃそうだ、こんな機会にしか手縫いしないもの。この間に何回縫ったというのだろう、上達するほどは縫っていないはず。
共色(生地と同じ色のこと)の糸で縫うのは下手くそな縫い目を目立たせないという意味で大事なポイントですね。既製品の縫製品でステッチを意匠として使っているのとか、すごいなぁ、と感心します。
ほうら見えなくなった。バッグの底にはプラ板を敷いています。このプラ板はクルマ用品で後部座席で前席のヘッドレストに取り付けて使うミニテーブルがあって、使わなくなって捨てる際に解体して取り出したもの。廃物利用ですね。新品で似たようなことをしたい場合は、100均でプラスチックのまな板シートを買ってきて切るか、段プラを切るか、そんなところですかね。段プラの方が剛性があって良いかもしれない。