そんなこんなで試作1号機【Mark1】のシェイクダウン。
正確な日付は記憶していないが、画像ファイルのプロパティから撮影日を確認すると、ドナーバイクを撮影したのが2019年3月24日で、このMark0.5状態の撮影日が5月26日なので、約2か月かかっている。勤め人なので土日の余暇時間を使って製作。
構造としては、杉板L610xW90xt15 2枚でヘッドチューブ部分を挟んでM8ボルト3本で締めこんで固定。一応の構造設計として、この断面積で中央部分で折れることはないように計算して断面積を決めている。
シートとシートバック部分は不要になった家具を分解して生じた集成材で製作して木ねじで固定。クッション材としては銀マット(不用品を工作材料として在庫をもっていた)を切って両面テープで貼り重ね、合皮(これも別の工作の余り)でくるんでタッカー留め。
リアのフォークはU字ボルトで左右の杉板に2本ずつ計4本で固定。さらに心配だったので、余っていたクイルステムを挿入し、シート下でM10ボルトを本来ならハンドルバーが組み付く穴に貫通させて抜け留めとしている。M10ボルトの周りにゴムシートを巻き付けて隙間は埋めてある。
後からシートバックの後方に荷台を作成。(これも家で余っていたヒノキ板を使用。)
自転車の部品としては、クランクはこの時点ではまだ子供用の155mmのクランクを流用。前輪ブレーキもバンドブレーキのまま。ボトムブラケットはカートリッジタイプに交換したかったのだが、右ワンが固着していて断念し、カップアンドコーンのまま。